「火事でタンスは真っ黒なのに、中の着物は無事でした。」こんな話を耳にすることがありますが、それは火事の炎でタンスの表面が炭化し、消化の水がタンスにかかることで燃えなかったとされています。桐の木の発火点は非常に高く、425度といわれ、金庫の中に用いられる貴金属入れに桐箱が使用されるのがよい例だといえます。また、台風の影響で三条各地に大雨による被害が出たことは記憶に新しい事ですが、家中の物が水浸しになってしまった中、桐のタンスに入れていた衣裳だけが水の被害を免れ、無事だったという話があります。桐特有の密閉度が上がり、大事な衣裳を守ったことから安心性と信頼性が高く評価されています。乾燥後も多くのタンスに化粧直しが施され、多くの人から現在も愛され続けています。

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